可溶化

多くの医薬品の製剤化において、難溶性は依然として難しい課題です。50%を超える新規化合物(NCE)は難水溶性です。これは、今日のマーケットにおいて開発されている薬物の半数が、吸収性と生物学的利用能に関して課題を抱えていることを意味します。ABITECの機能性脂質は、経口投与の活性物質の可溶性を改善させるだけでなく、様々な投与剤形のアプリケーションのために、有効医薬品成分の可溶性を上昇させることも可能です。

注目の製品:CAPTEX®中鎖脂肪酸 トリグリセリド (MCT)

CAPTEXの中鎖脂肪酸エステルは、親油性の媒体および溶媒として推奨され、様々なデリバリーシステムのための溶液、懸濁液、乳剤やマイクロエマルションなどの製剤形態において、単体として、あるいは他の賦形剤と組み合わせてご使用いただけます。

CAPTEXのアプリケーション:

  • 活性物質のための可溶化剤および担体
  • クリーム、ローション、軟膏およびエアロゾルにおける、皮膚軟化剤、浸透増強剤、可溶化剤および粘度調整剤
  • 自己乳化型薬物デリバリーシステムにおける、水中油型または油中水型の乳剤やマイクロエマルションの油相
  • 座薬中の可溶化剤、増強剤および結晶化抑制剤
  • 獣医用注射用製剤の媒体
製品名 化学名 CAS番号
Captex 170 EP ココイル・カプリロカプレート 95912-86-0
Captex 200P ジカプリロカプレート・プロピレングリコール 68583-51-7
Captex 300 EP/NF トリカプリル酸/カプリン酸グリセロール 65381-09-1または73398-61-5
Captex 355 EP/NF/JPE トリカプリル酸/カプリン酸グリセロール 65381-09-1または
73398-61-5
Captex 8000 トリカプリル酸グリセリル 538-23-8

リソースセンターをご覧ください。

関連製品

CAPTEX®

Featured Product: Captex® Medium-Chain Triglycerides (MCTs)

Captex medium-chain esters are preferred lipophilic vehicles and solvents, used alone or in combination with other excipients in the development of solution, suspension, emulsion, and microemulsion formulations for various delivery systems.

Applications include:

  • Solubilizer and carrier for actives
  • Emollient, penetration enhancer, solubilizer, and viscosity modifier in creams, lotions, ointments, and aerosols
  • Oil phase for w/o or o/w emulsions and microemulsions for self-emulsifying drug delivery systems
  • Solubilizer, enhancer, and crystallization retardants in suppositories
  • Vehicles for injectable veterinary preparations
Product Name Chemical Name CAS Number
Captex 170 EP Cocoyl Caprylocaprate 95912-86-0
Captex 200P Propylene Glycol Dicaprylocaprate 68583-51-7
Captex 300 EP/NF Glycerol Tricaprylate/Caprate 65381-09-1, or 73398-61-5
Captex 355 EP/NF/JPE Glycerol Tricaprylate/Caprate 65381-09-1, or
73398-61-5
Captex 8000 Glyceryl Tricaprylate 538-23-8

Visit our Resource Center

CAPMUL®

この高機能性で再生性の高い中鎖および長鎖脂肪酸のモノグリセリドおよびジグリセリドの製品ラインは、単体で一次可溶化剤として、あるいはABITECの他の成分と併せて乳化剤としてもご使用いただけます。

製品名化学名CAS番号
Capmul 808G EP/NFモノカプリル酸グリセリル26402-26-6
Capmul GMO-50 EP/NFモノオレイン酸グリセリル25496-72-4
Capmul MCM C8 EP/NFモノカプリル酸グリセリル26402-26-6
Capmul MCM NFカプリル酸/カプリン酸グリセリル91744-32-0または
26402-22-2および
26402-26-6
Capmul MCM EP/NF カプリル酸/カプリン酸グリセリル 91744-32-0または
26402-22-2および
26402-26-6
Capmul PG-2L EP/NFジラウリン酸プロピレングリコール22788-19-8
Capmul PG-8 NFモノカプリル酸プロピレングリコール68332-79-6または31565-12-5
Capmul PG-8-70 NFモノカプリル酸プロピレングリコール、NFタイプI68332-79-6または31565-12-5
Capmul PG-12 EP/NFモノラウリン酸プロピレングリコール27194-74-7

リソースセンターをご覧ください。

ACCONON®

ACCONON賦形剤は、特徴がよく解析された、ポリオキシエチレンのモノグリセリドおよびジグリセリド、脂肪酸、または脂肪アルコールの混合物です。ACCONON賦形剤は、直接的な可溶化を介して、あるいは活性担体 乳化物中の安定化界面活性剤として作用して、難水溶性の薬物の生物学的利用能の改善に使用されます。

製品名 化学名 CAS番号
Acconon AKG-6 EP/NF* オレオイル・マクロゴールグリセリド 69071-70-1
Acconon C-44 EP/NF* ラウロイル・マクロゴールグリセリド 67701-26-2
Acconon C-50 EP/NF* ステアロイル・マクロゴールグリセリドまたはステアロイル・ポリオキシグリセリド  121548-05-8
Acconon MC8-2 EP/NF ポリオキシエチレン(8)カプリル酸/カプリン酸グリセリド 91744-32-0, 223129-75-7

リソースセンターをご覧ください。

*開発中

法的免責条項

CAPTEX®, CAPMUL®およびACCONON®は、ABITECコーポレーションの登録商標です。発表日現在において、このウェブサイトに掲載される全ての情報および記述は、正確と判断されたものです。しかし、顧客またはサードパーティーによる製品の加工において得られるあらゆる結果を含めて、ABITECコーポレーションおよび関連会社は、これに関していかなる表明または保証も行うものではありませんが、これに限定されません。全ての情報および記述は、必要とされるスキルと実務知識を有する個人を意図したものであり、製品の使用に先立って、特定の目的に関して与えられた情報および記述の適切性を、顧客または使用者が検証することを免除するものではありません。適切な法律および規制、そしてサードパーティーの全ての特許権および他の知的財産権を尊重することは、完全に顧客または使用者の義務となります。ABITECコーポレーションは、それが明示されているか暗示されているかに関わらず、いかなるサードパーティーの特許権、著作権、または他の権利に関する保証を含めて、このウェブサイトに含まれる情報および/またはこのウェブサイトにおいて記述または宣伝される製品の特定の目的に関して、正確性、流通性、完全性および/または市販可能性または適合性に関して、いかなる種類の表明または保証も明白に否認します。我々は、製品の仕様および製品の指定される特性を予告なく変更する権利を留保します。