
INJECTA™の非経口グレードの脂質賦形剤により、注射用 有効医薬品成分 (API)の可溶化の改善が可能になります。 INJECTA脂質賦形剤は、最先端技術を誇る施設における二次的な除菌濾過および無菌操作を経て、製品の最高の品質が保たれます。 INJECTAの製品ライン全体は、検証済みの検査プロトコールを使用して、発熱物質(パイロジェン)、微生物汚染、元素不純物や粒子状物質の混入が検査されています。
概要
治療用アプリケーションにおいて検討される新規化学物質(NCE)の大多数は、BCS(生物薬剤学分類システム)のクラスII、クラスIIIまたはクラスIVであり、従って、これらの潜在的な有効医薬品成分(API)により可溶性および/または浸透性に困難が生じることが予想されます。 機能性脂質は、可溶性と浸透性の両方の問題により低下する生物学的利用能を解決するために利用される賦形剤のクラスにおいて、最も広範囲に使用されている成分の一つです。水性媒体に不溶性の多くのAPIは、APIに対する水中油型乳剤担体システムを創り出すことにより、その可溶性を向上させる機能性脂質の中では溶解が可能です。 更に、機能性脂質は、APIの送達に関する特定の浸透性の問題を克服することも可能です。