なぜ非イオン系界面活性剤を使うのでしょうか?
非イオン系界面活性剤は、陽イオン系界面活性剤と併せて使用されることがよくあります。この様な混合物は、家庭用及び業務用の洗剤や、硬質表面の洗浄剤の製造に使用されます。非イオン系界面活性剤は、同等の濃度の陽イオン系界面活性剤と比較して、界面活性が高く、乳化剤としての効果も高い傾向があります。さらに、陽イオン系界面活性剤と比較すると、オイルや有機物質の除去にも優れていますが、湯中の溶解度は劣ります。非イオン系界面活性剤は、陽イオン系界面活性剤の様にカルシウムやマグネシウムのイオンと反応しないため、硬水中での泡の発生が少なく、より安定しています 。非イオン系界面活性剤は冷水中でもより効率的に作用できます。この特性は、繊細な繊維製品の取り扱い、あるいは湯の供給が限られている場合には、特に有用です。
Acconon®非イオン系界面活性剤
ABITECコーポレーションは、ウィスコンシン州ジェーンズビルの工場において、50年以上に亘って非イオン系界面活性剤を製造してきた経験があり、ここでは洗剤および硬質表面の洗浄剤に適した多様なアルコキシレートを生産しています。ABITECは、家庭用と業務用のアプリケーションのために、正しい組み合わせの水和性(濡れ性)と洗浄力を提供する非イオン系界面活性剤の選択をお手伝いできます。
製品名 | 化学名 | CAS番号 | INCI名 |
Acconon CCG | 中鎖モノおよびジグリセリド | 26402-22-2, 26402-26-6 | カプリル酸/カプリン酸グリセリド |
Acconon CO-5 | ポリオキシエチレン(5)ココナッツグリセリド | 6820-46-7 | PEG-5グリセリル・ココエート |
Acconon CC-6 | ポリオキシエチレン(6)カプリル酸/カプリン酸グリセリド | 68954-97-2 | PEG-6カプリル酸/カプリン酸グリセリド |
Acconon E | ポリオキシプロピレン(11)ステアリル・エーテル ポリオキシプロピレン(15)ステアリル・エーテル | 25231-21-4 | PPG-11ステアリル・エーテル PPG-15ステアリル・エーテル |
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